2012年 07月 15日
川風に 佐原囃子や 夏祭り
今日は私のふるさと、佐原へ。夏祭り(13、14、15日)の最終日だったんです。
長い間、何故か足が遠のいていたんだけど、急に思い立ち、夕方出かけました。 懐かしい路地に入り込んだり、呉服店やよろず屋さん、和紙店に寄ったりと。私の子供時代を知っているおばあちゃんと話し込んだり達者でいてね!
「お江戸見たりゃ 佐原においで 佐原本町 江戸まさり」 と謡われてきた佐原・・・。
佐原囃子は日本三大囃子(京都の祇園囃子、東京の神田囃子)の一つです。
そして、山車(だし)は総檜造り、重厚な関東彫りが惚れ惚れする位に飾り付けられています。上には江戸、明治期の名人人形師の渾身の作品、4メートルもある大人形が乗っています。 佐原の街中心を流れる小野川~私の遊び場でした! この小野川を挟んで夏は東側の八坂神社、秋は西側の諏訪神社の祭礼で「佐原の大祭」は関東三大山車祭りとして、300年も続いているそうですよ。
漸く日が隠れた頃、お里知ったる強みで人混みかき分けた処は踊りタイムでした。この町内は荒久。人形は経津主命(ふつぬしのみこと)
この町内は上仲町。人形は太田道灌。
町内は本川岸。人形は天鈿女命(あめのうずめのみこと)。電線の関係で低くなっていますが、ふくよかなお顔ですね!
町内は八日市場。人形は人体でなく麦わらの鯉。町内全員の協力で製作されたとか!
そろそろ宵のはじまり!揺れる提灯が程よくなってきました。町内は浜宿。人形は「武甕槌命(たけみかづちのみこと)。
やっぱり川岸を曳きながらの、哀愁のある旋律の曲が流れて、、、は
良いものですねぇ!!町内は田宿。人形は伊弉那岐尊(いざなぎのみこと)この山車は漆塗りで、天井には漆蒔絵を施してあるそうな。一度拝見したいものです。
先ほどの鯉の尻尾の方です。ご立派!
町内は仁井宿。ここも「鯉」と同じく麦わらで製作の「鷹」 眼光鋭く暗闇に光っていました。
出会った山車は10町内! テコで操る「のの字廻し」。 祭り男の気迫と男冥利! きれいな「の」の字が地面にすり込まれたように現れて・・・。 何回見ても圧巻です!! 夜風に乗ってあの曲が流れ、この曲で踊りと。それぞれの山車に乗った下座連は14,5人。横笛、大鼓(おおかわ)、小鼓、太鼓、鉦など、時にテンポ良く、時に重々しく、時に切なく甘く、時に、はやり曲で、歌舞伎下座、義太夫、浄瑠璃などが絡み合って江戸情緒たっぷり!!やっぱりわたしゃ、生粋のさわらっ子でした。 特に「砂切り(さんぎり)」の出だしは最高!!!下座連と見物客のこの一瞬の間!!緊張感が良いなぁ!再認識!!
長い間、何故か足が遠のいていたんだけど、急に思い立ち、夕方出かけました。 懐かしい路地に入り込んだり、呉服店やよろず屋さん、和紙店に寄ったりと。私の子供時代を知っているおばあちゃんと話し込んだり達者でいてね!
「お江戸見たりゃ 佐原においで 佐原本町 江戸まさり」 と謡われてきた佐原・・・。
佐原囃子は日本三大囃子(京都の祇園囃子、東京の神田囃子)の一つです。
そして、山車(だし)は総檜造り、重厚な関東彫りが惚れ惚れする位に飾り付けられています。上には江戸、明治期の名人人形師の渾身の作品、4メートルもある大人形が乗っています。 佐原の街中心を流れる小野川~私の遊び場でした! この小野川を挟んで夏は東側の八坂神社、秋は西側の諏訪神社の祭礼で「佐原の大祭」は関東三大山車祭りとして、300年も続いているそうですよ。
漸く日が隠れた頃、お里知ったる強みで人混みかき分けた処は踊りタイムでした。この町内は荒久。人形は経津主命(ふつぬしのみこと)
この町内は上仲町。人形は太田道灌。
町内は本川岸。人形は天鈿女命(あめのうずめのみこと)。電線の関係で低くなっていますが、ふくよかなお顔ですね!
町内は八日市場。人形は人体でなく麦わらの鯉。町内全員の協力で製作されたとか!
そろそろ宵のはじまり!揺れる提灯が程よくなってきました。町内は浜宿。人形は「武甕槌命(たけみかづちのみこと)。
良いものですねぇ!!町内は田宿。人形は伊弉那岐尊(いざなぎのみこと)この山車は漆塗りで、天井には漆蒔絵を施してあるそうな。一度拝見したいものです。
先ほどの鯉の尻尾の方です。ご立派!
町内は仁井宿。ここも「鯉」と同じく麦わらで製作の「鷹」 眼光鋭く暗闇に光っていました。
出会った山車は10町内! テコで操る「のの字廻し」。 祭り男の気迫と男冥利! きれいな「の」の字が地面にすり込まれたように現れて・・・。 何回見ても圧巻です!! 夜風に乗ってあの曲が流れ、この曲で踊りと。それぞれの山車に乗った下座連は14,5人。横笛、大鼓(おおかわ)、小鼓、太鼓、鉦など、時にテンポ良く、時に重々しく、時に切なく甘く、時に、はやり曲で、歌舞伎下座、義太夫、浄瑠璃などが絡み合って江戸情緒たっぷり!!やっぱりわたしゃ、生粋のさわらっ子でした。 特に「砂切り(さんぎり)」の出だしは最高!!!下座連と見物客のこの一瞬の間!!緊張感が良いなぁ!再認識!!
by choropikotantan
| 2012-07-15 10:55
| 歳時記