2010年 09月 08日
鶏頭の 丸き血潮は 風に揺れ
今日は恵みの雨でした!乾ききった土はさぞやのどを潤した事でしょう。昔、ケイトウは苦手な花の筆頭でした。最近になりやっとしみじみと眺め、ビロードの頭を撫で撫でしたりしています花序がトサカケイトウ系や槍ケイトウより、密でこんもりと丸みをを持つ久留米ケイトウ系が好みですけどね・・・。 こんなに野性的で強烈なインパクトのある花が古の万葉の歌にも詠われていますね。クズ、オミナエシ、ナデシコ、フジバカマ、ススキなど楚々とした花達と一緒に。。。情熱的というか、素朴で健康的というか!英語でも「「Cocks-comb]意味は鶏のとさか。イメージは同じで世界共通かも?!
バックの車の色が何故か色褪せて見えました、、、鶏頭さん、あんたは罪づくり・・・。花言葉は「おしゃれ」・「気取り屋」・「博愛」。 「鶏頭の 十四五本もありぬべし」 正岡子規 うねるような花弁は大きく見えますが、本当は小さな花の集合体です。この花を見て触っていると内からエネルギーが出てくる予感がします。花の持つ癒し効果は確かにありそう・・・。足りなくなった気を補ってくれそうですもの。 「鶏頭となるも 牛後となるなかれ」 鶏は小さな団体、牛は大きな団体のたとえで「小さい団体のトップでいる方が 大きい団体の下っ端でいるより良い」という中国の喩えです。。。どうでしょうね、! 反対の「寄らば大樹の陰」 的生き方もあるけど・・・。今の時代は難しいですね!考え方、生き方は人それぞれ、ライフスタイルは自由ですものね。さぁ、確実に秋がやってきた様子でホッとしながらも、今年の冬は厳寒かな?と憂いています。まだ残暑がのど元過ぎていないのに・・・。老いの身支度に忙しく、後がないよ~とボヤキながら、それでも「恋」に恋している婆ぁばは一人健在で居りますことよ。 お忘れなくね!
by choropikotantan
| 2010-09-08 21:42